サイト内検索
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<<前月 2024年04月 次月>>
最新コメント
リンク
運営者情報
RSS
POWERED BY
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
本日9/19、13時半〜15時の間は急用につき閉店させていただきます。
勝手ながらご了承ください…
行きつ戻りつしながら制作しているアジサイのリング。
試行錯誤の度が過ぎてゼロからのスタートを切ったりしていました…

死屍累々とはこのことでしょうか
並べても分からないくらいの違いかも知れませんが、その積み重ねで生まれる美しさがあると信じてる!

おかげでついに納得のいく原型ができました。


花の一つひとつの中央には石留めをするので爪を作成してあります。
微細な造形はこの後に控える、鋳造という工程で埋まりがちなので、金属に置き換えてから最終的に細工を加えます。

原型は樹脂などの組み合わせで出来ていますが、
これを金属に置き換えるには型を作成しなくてはなりません。
そしてそのままの形では型から抜けないので花の部分、リングの部分に分ける必要があります。


この枠の中に液体シリコンを流して…


圧力と熱を掛けながら硬化させることで、気泡を消して型を作ることができるのです。


無事に硬化して型の完成!
ではなく、この状態ではまだ使えません。閉じ込めただけですよね!
これをメスで切り開きます。


断面がガタガタしているのは位置合わせのため。
メスの動かし方でこのようにすることができます。


無事に切開できました。
これでようやく型の完成です!
いよいよ原型作成から鋳造というステップに進むことができました!(長い道…)




都合により勝手ながら営業時間を10時~15時とさせていただきます。
ご了承ください。


進めておりますアジサイのリング。
直感的に作成したゼロ号機の気になるところを変更しながら、実際の完成品に近づけていく作業をしています。


画像の試作ではCZを入れてあります。実際には色石を留めていきます。


データでの試行錯誤では、現実には実現しない部分も可能であるかのように見えてしまいます。
たとえばこの花と花の間、細い隙間から奥の花が見えている、という仕組みにしてありますが、実物を制作する過程ではほそーい隙間なんて埋まってしまうのです。
(もしかして上手くいくんじゃと思ってやってみましたがやはり無理でした笑)


一直線に完成に進んで行ければいいのですが、なかなかそうもいきませんね…
全方向に進める道があるので少し進んでは引き返しという感じです。子羊状態。




でもこれでかなり見えてきました!
やっぱりこうじゃないな…ということが!
あとあそこもやっぱりもっとこうだった!








勝手ながら14時で閉店させていただきます。
ご了承ください。