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サアサア今回はこいつを作りますよー


リスです。疑いのない可愛さでいくことになったので、かなりデフォルメします。
壁面に取り付けられるようにレリーフ、半立体に作ります。


レリーフの場合は、型紙を作るときにそこまで頭を悩ませることはありません。
でも何個かに分割はするので、その繋ぎ目は慎重にしないと最後に泣くことに。


いろんな鋏があるんだよ
Rによって使い分けまする。


ガスでなます。赤く光りだす直前が一番軟らかくなる温度だとか。
薄暗い部屋で行うと、色彩の変化がよく分かります。昔ながらの鍛冶屋さんはどこも少し暗くしていますよね。


叩きはじめた頃はこんな感じ。ほんとに目標の形になるか心配になる頃。


佐波理にはこんなレトロ万力があるのです。見た目はとても好きなんですが、イマイチ締め付けの力が弱くて作業中にずれるので、小さいものを小さく叩くときに使っています。


夢のようにピンボケですが。。
こんな風に使うんです。たぶん足を作っている状況ですね。
小さいものを指でつまんで叩くので緊張。


途中経過です。腕などは二枚合わせのモナカ構造にするので、まだまだRが足りない。



全体を通しての高さ(出っ張り具合)を確認。顔を一番前にするのが良いはず。


パーツの位置を決めていきます。可愛くなるか否かは、ほぼこの作業にかかっています。
赤ん坊のパーツ配列を基本とし、微妙に変化させることで性格を与えることが出来るのです。
たとえば目の位置を離れ気味にすると、すこし気の抜けたお間抜けリスになるんだよ。


子供達からは見上げる位置に設置されるので、その角度から見た造形も考慮します。
この顔にしました。


さてこれは何になるでしょう?プロペラのような、ブーメランのような。航空力学が見え隠れしますね。




正解は、お花の花びらでしたーー。
逆光で撮ったからよく分からないけど。。
ちなみに摘んでいる工具は正式名称、第三の手というんです。素敵なセンスですよね。


だいぶん出来てきました。壁に向かう面は一直線になっている必要があるのと、その調整をしながら立体構造を作ることがなかなか難しいんですよね。


パーツは一応付けられましたが、これをベースとなる板につけるのがまた難しい。
大きい板ほど熱を与えたときに歪むので、せっかく揃えた面が崩されるんです。
そこは小技と裏技、それと力技でなんとかします。


洗浄しながらエッジを整え、色調の調整をしたら完成!!



まあイメージ通りに出来ました。
・・実は顔のサイズが気に入らなかったので、作りなおしています。
ものづくりは時間との戦いですが、早い段階で判断できたのでまあセーフかな。
失敗は教訓ですので詳しく記録して次回に役立てる。ようにしますね。




においを嗅がせてあげました。

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