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こんにちは。クリスチーネです。
連日に渡って開催している鉄とのルンルン物語、今夜はあなたが眠るまで話し続けましょう。嘘だけど。
ところで表題になっているHello, world!。
これはC言語などのプログラムを勉強する際に、練習としていちばん最初に作る命令が表示する言葉なんです。示唆的でグッときますよね。
たまに思い出してグッとしてます。

さて、クリスチーネの本題に入りましょう。
まるでソリを逆さにしたようなこの物体、上の部分が部品なんですよ。3mほどの長さがございます。
今回のオブジェも幼稚園に設置されるので、小さな手が触りまくったりしても大丈夫なよう角はひたすらスベスベにしています。

赤い火花を撒き散らしながらチュイーーーン!そしてスベスベ(触って確認)、チュイーーーン!スベスベの繰り返し。


厚さ12ミリの鉄がこんなことに。。すでにかなり重い。ちょっとした移動の際にもいちいちおかしな掛け声が出そうになります。
ンッどりゃせーーーーい!とか。


さっきのソリはこうなるのでした。主幹です。そろそろ人力で動かせるレベルを超えます。。
まだまだ道は続くんだよ。


塔好きの皆さまお待たせしました。久しぶりになかなかの物件を見つけましたよん。


こいつもセットでございます。左にはハシゴがあって惹かれました。人通りが無ければ登りたいくらいです。


いい錆びっぷりじゃあありませんか!繊細な歯車がワイルドに錆びていく。男前な一品ですね。

ところで!連日向き合っている巨大鉄オブジェは現在こんな感じです。マイ千手観音スタンドを炸裂させて作っていますが遅々として進まず。。

↓こうなった

まだまだ部品制作の段階。千里の道も一歩から。という標語を貼ってもいいくらいです。


この冬いちばんの寒波おめでとう!手足の先が冷たくないですか、僕です。
巨大オブジェの鉄部分が、ようやくそれらしくなってきました!


こんな感じだったのを、、


まるで朝昇龍が憑依したかのように大きなハンマーを降り下ろし、それぞれに表情を付けていくのです。


その後、完成図に合わせながら曲げ加工します。ここも朝昇龍(小)


ちらり。完成予定図。

ああ遠い街にて。鉄の巨大作品進めていますよー。
しばらくはそれに取り付ける小物の制作です。
鉄の構造部も進行中ですが、あれやこれやと沢山ある工程の序の口に過ぎズ、絵的に面白くないので写真は撮りませんでした。
まだまだ長い道のり。終盤に期待しながら長い本を読んでいる気分です。。

そしてこいつも同時進行中!

だいぶ見えてきました。完成の喜びを目の前にぶら下げ、手と頭を動かすのみ!

やあ。
巨大オブジェの制作準備、いろいろとやっていますよー。

鉄は水分のあるところに放置していると赤い錆が出ますよね。
これは酸化物でして、ほうっておくと進行して鉄をボロボロにしてしまいます。それを防ぐために表面に塗装したりメッキしたりしているわけです。
そう、普通の鉄はね・・。
フフフ・・。今回のオブジェは特殊な鉄を使用するのでござるでございます!
耐酸性鋼、またの名をコールテン鋼というこの鉄は、表面に錆が発生するところまでは通常の鉄と同じではありますが、それがそこで安定してそれ以上進行しないという特性を持っているのです。造船技術やおかしな建築などで使われています。こんなのとかね

最初は黒光りする普通の鉄に見えますが、やがて細かな錆が全面を覆います。褐色でとても綺麗。ただこのコールテン鋼、かなり固いんですよね・・。実をいうと作業はとても大変なんです。
これはもう気合あるのみ。・・・やはりそうなのか。。