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しかし本当に夏の中にいるのか疑問に思うくらいですね。
雫の形は好きですが雨はお断りです。


このあいだ工房佐波理ではこれのお手伝いをしました。
ニワトリ。鶏。庭鳥。

昔、廃村でキャンプしたことがあります。
今では杉山の管理にしか使われないような林道を何キロも行くと、
その終点に捨てられた集落があるのでした。
人々の暮らしがあったころは、山から木を切り出し、炭を作って売りに行く生活だったとか。
しかしあまりに深い山の奥にあるので、時代が進むと共にその不便さから住民は減っていったそうです。
僕が行ったときは、すでに崩壊しきった家や、その途中の家、石組みの枠だけが残された家などが残っていました。
集落の中心地であったであろう場所には二抱えもあるような大きな木が生えていて、
住民たちの生活、人生と共に成長し続けてきたんだなあと思うと感慨深いものがありました。
早くに日が落ちる谷間の村ですから、まさに彼は誰時。ここで落ち合う二人の姿もあったことでしょう。
トメと彦野助とかさ。

そんな木の下にテントを張り、川の流れる水音を聞きながらいつしか眠りに落ちたのでした。
寒いくらいの時間が過ぎうっすらと空が明るくなる頃、夢うつつの中で不思議な泣き声、もとい鳴き声を聞いたのです。

ヒューーーーーーーー・・・ヒィーーーーーーー・・・・   ヒューーーーーーー・・ ヒィーーーーーーーー・・・

やがてその声は遠ざかり、聞こえなくなったのでした。
そのときは不思議に思っただけでしたが後日偶然知ったところによると、それはトラツグミという鳥の鳴き声だったようです。
雄と雌がお互いに声をかけながら飛んでいった声を僕は聞いたのでした。
この声の主は妖怪、(ぬえ)のものとされ、気味悪がられていたそうな。
確かにテントの入り口から外を覗いたあの景色、夜と朝の入れ替わる時間、朝靄の中で見た木々の姿に鵺は似合います。。

鶏の画像を見てふと思い出した話ですが、突然キーボードの調子が悪くなったのは何でしょうね。笑・・ 
 
 


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